神話婚~神々のふるさと出雲 山陰の神社で結婚式

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熊野大社Kumano Taisha

神社の前を流れる清らかな意宇川。春には、花嫁を祝福してくれるようにとても美しい桜並木が川沿いを彩ります。神社前にかかる大きな鳥居と、朱色の美しい「八雲橋」を渡った先が熊野大社の境内です。石段を上がった先には、結びの神スサノオノミコトをまつる御本殿・拝殿、スサノオの御后神の稲田姫(イナタヒメ)をおまつりする稲田神社、左手に御母神イザナミノミコトをおまつりしている伊邪那美神社、舞殿、鑽火殿など様々な建物がならぶ広々とした境内が一望できます。緑に囲まれ夏でも涼やかで、まるで鳥居をくぐると空気が変わるような感覚。特に境内にある鑽火殿は熊野大社独特の社殿。毎年10月の鑽火祭(さんかさい)や、出雲大社宮司(出雲國造)がその職を受け継ぐ火継式斎行の大切な祭場になる社殿で、発火の神器である燧臼(ひきりうす)、燧杵(ひきりきね)が奉安されています。
スサノオノミコトの結びのパワーとともに受け継がれてきた、由諸正しい神社。一度訪れたら、きっとまた参拝したくなるはず。

神話との関わり
「出雲国風土記」には熊野大社と杵築大社(現出雲大社)の2社だけが大社であり、その2社において熊野大社は“出雲國一之宮”として筆頭だと記されています。また“日本火出初神社”とも称されています。その理由はご祭神であるスサノオノミコトによって、この地ではじめて「火」が生み出されたとされているから。神話の英雄スサノオノミコトによって、私たちにとってなくてはならない「火」が生まれた場所。ここ熊野大社は、出雲神話にかかすことのできない重要な神社です。

創立 神代
ご祭神 神祖熊野大神櫛御気野命(かぶろぎくまののおおかみ くしみけぬのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)
特徴・ご利益等 縁結び、良縁成就、夫婦円満、子授・安産、除災招福、
諸願成就 殖産興業・招福縁結・厄除の大神
重要文化財等 紙本墨書熊野神社文書〈4巻(41通)1冊1枚〉(島根県文化財)
住所 島根県松江市八雲町熊野2451
結婚式について 両家各20名、最大40名まで列席可。境内に親族控室、着付室などの設備があります。